高齢化社会が進む中、介護職の求人は増加傾向にあります。とはいえ、それにつられて安易に介護職への転職を決めてしまうと、後で後悔することになりかねません。転職によって成功するためには、膨大な求人情報の中からいかに自分に合った就職先を見つけられるかが大きなポイントとなるでしょう。もしも、職場の雰囲気や人間関係を重視して応募を検討している場合は、施設を見学して職場の雰囲気や人間関係がどんな感じなのかをチェックしてみると良いかもしれません。

　施設を見学する場合は、可能であれば施設長や主任などの管理職クラスに施設を案内してもらうことを提案します。様々な質問に対して詳しく答えられる人でなければ、施設内の情報を詳しく知ることができないからです。また、職場の雰囲気を知るためには、施設内で出会う一人一人に対して笑顔で挨拶をしましょう。挨拶したら、きちんと返してくれる人たちがいるのかをチェックすることで、施設内の普段の雰囲気を感じ取ることが可能です。

　さらに、より深くその施設について知りたいときには、そこで職場体験をしたりするのも有効です。相談をすれば、職場体験を快く引き受けてくれる施設は少なくないので、実際に働いてみて、自分にとって働きやすい環境であるかどうかを体験すると、就職時に起こるミスマッチを防げるのではないでしょうか？また、派遣からスタートした人が正社員になったという事例もあるので、派遣会社を通して転職活動するという方法も検討してみてはいかがでしょう。